【感想】アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている ライミング編

アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている ライミング編

アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている ライミング編』、Twitterでお世話になっている方から教えていただきこれは是非読んでみたいと思い購入、読了しました。

感想や気付きをまとめます。本の内容についての記載は少ないです。(内容について私なりのまとめはまた別でまとめられたらいいなと思っています)

アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている ライミング編

内容、著者について(「BOOK」データベースより)

内容

英語が話せない・読めない・書けない子どもが急増している移民の国アメリカの小学校。ふだんは親の母国語(スペイン語など)を話している移民の子どもは、なかなか英語を身につけることができない。そんな彼らに、どうやって英語を教えるか-。試行錯誤を重ねるアメリカでいま最も注目されているのは、話し言葉の音に注目させ、耳をきたえることから入る「フォネミック・アウェアネス」という理論。日本人でありながらアメリカの小学校で教職に就き、英語教育に携わったリーパー・すみ子が、日本の子どもたちのために、この「耳からきたえる英語学習法-フォネミック・アウェアネス」を紹介する。

著者について

リーパー/すみ子
成城大学文芸学部国文科卒業。外国商社に勤務し、米国人秘書を務める。コピーライターとしての業務を経験後、米国留学。アイオワ州立大学大学院ジャーナリズム学部修士課程卒業。ニューメキシコ大学教育学部で図書館学コースを修了。1983年、ニューメキシコ教員免許を取得し、ニューメキシコ州アルバカーキー市の公立小学校に図書館司書として勤務。ここ数年、夏休みを利用して来日、書店や図書館などで洋書絵本の読み聞かせ講演を行なっている

感想

アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている ライミング編』読了。日本語で丁寧に説明されていたのでとても分かりやすかった。今までふんわりとPhonemic Awarenessが大事とは聞いたり自分でも思ったりしていたが何故大事なのか、Awarenessを鍛えると今後どのような良い影響が出るのかなどが分かった。Phonemic Awarenessの全体像が理解できた。

現在進めていっているアメリカのReadingカリキュラム、All About ReadingのPre-ReadingがまさにPhonemic Awarenessの内容になっていること、著者のアクティビティと一致していたことでより一層Phonemic Awarenessの大切さを実感した。

関連記事:ネイティブ用Reading教材、All About Reading その1

実際問題Phonemic Awarenessアクティビティをやっていくのは中々ハードルが高いと感じていたのでAARのAwarenessアクティビティもおろそかにしてしまいそうな自分がいたがこれではいけない、ちゃんとしないとと気が引き締まった。

今までアメリカで教育を受けていないからReadingどうやってやっていくか全然わからない、とかそんな私がネイティブになっていく息子に教えていいのだろうかという葛藤があった。

結論、私の気合が足りてなかった。分からないところは勉強して進んでいかなければならない。日本人だから、教育をこっちで受けていないからと言い訳していては何も変わらない。もしかしたらアメリカのママだってよくわかっていないのかもしれない。スタート同じなのかもしれない。だからWhat is Phonemic Awareness?やHow to teach kids readingなどYouTubeごろごろ転がっているんでしょう?

本を読んで、学んだことで知識がついて自信になった。

こうやって前進していかなければいけない。

久しぶりに充実感。この挑戦してる感じ、これよこれ!

タスク:

  • Rhymingアクティビティ
    本書で紹介されていた様々なアクティビティは非常に具体的であったがCDなど音源データがないためイメージするのが難しかった。ここは自分でYouTubeで映像を調べたりしないといけない。どれもアメリカでは定番の!パパママが子どもにやっている手遊び歌や早口言葉なのできっと見つかる。
  • 発音練習
    簡潔にまとまった口の形イラスト入り発音リストがすごく役に立って読みながら練習した。(印刷して壁に貼って練習を続けなければならない)
  • Syllables
    Syllablesが完全には分かっていない、分け方どうしたらいいのか本を読む限り見ながら理解はできるが自分でサッと区切れるところまでいっていない。これでいいのかな、と自信がない。深く学んでマスターしなければならない。
  • Rhymingカードの活用
    巻末にRhymingイラストカードが付録としてついていたので活用する
  • 参考文献
    参考文献も大変充実していた。Dr.Seuss ABCなど持っている本もあるがRhyming,アリタレーションを意識した読み聞かせをすることでまた違ってくると思う。

アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている ライミング編

アメリカの小学校では絵本で英語を教えている ガイデッド・リーディング編

続編のGuided Reading編も近日中に読みます。

AMEKOTO

4歳の息子とアメリカでバイリンガル育児をしています。AMEKOTOブログは『日本語知育と英語教育両方を頑張りたい母の奮闘記録』。日々のバイリンガル育児/知育の記録を軸に、お気に入りの日本語・英語絵本や教材の紹介などもしています。

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